ジャニーズライブツアー参加を終えた人の感情垂れ流し総括メモ

10/22、V6 LIVE TOUR 2017「The ONES」が静岡・エコパアリーナでオールラストを迎えた。ご縁に恵まれて参加することが出来た私は、トートバッグを持ってライブTシャツを着てグッズのポーチに入れていたペンライトとうちわ(長野さんの公式)を持ち、これまたグッズのタオルを膝にスタンバイさせるというザ・ジャニーズファンというスタイルでお友達とスタンド席に座っていた。外は雨だし風も強いし台風が直撃するのではないかという大荒れもいいところの状況。開演が近づき座席が埋まり、青いペンライトが次々につき始める様子を見ながらそわそわしていた。

 

そもそも私がジャニーズに、そしてV6にはまったのは社会人になってからである。きっかけは本当に自分でもよく覚えていないし最早何きっかけだろうが好きになってしまったのだからどうでもいいとすら考え始めたので省略。本当に新規も良いところだ。それまで“無趣味”という言葉を形にしたような面白味のない人間だったのだが、恐ろしく世界が変わってしまった。

テレビ出演やCDの発売情報をこまめに調べるようになった。 舞台があると知れば公演場所や時間を調べて何とか行けるように予定を考えた(ただし当然チケットが手に入らなかったものもたくさんある)。通勤中も帰宅後もV6を聴きまくり、勝手にいろんなことを考えては励まされたり元気になったりした。過去のエピソードやライブレポを読んだり、DVDを見せてもらって画面に釘付けになった。それまでの出不精が嘘のようにほいほい一人でも旅行するようになって、ミュージカルや演劇に手を出し始めて、マチネ・ソワレと1日同じ舞台を見たこともある。V6を好きになってからお知り合いになった方もいるし、今まであまり関心がなかったものにも目を向けてみようという気持ちになった。好きなものがあるというのは、こんなに人を前向きに変えるのかと思った。

 

この日までに横浜で1回、静岡で1回の合計2回ライブには参加できていた。どちらも始まる前は死にそうなくらい緊張して、始まってしまえば6人と会場の様子を見ることに必死で、終わったあとは余韻と寂しさに浸って「楽しかった」「かっこよかった」「かわいかった」を繰り返すロボットみたいになった。しかしまさか地元のちっちゃいあのアリーナでオーラスを行うとは思ってなかったしそれに行きたいという願いが叶うとも思っていなかった。人生は驚きの連続だって誰か言ってたね。知らんけど。

オーラスを迎えたのでばんばん曲バレも演出バレもするが、オープニング映像からの「Can't Get Enough」で6人が出てきた瞬間は息を呑んだし、どうしたって「Remember your love」で涙が止められなくなってペンライトを振りながら静かに泣いた。「Answer」で体を折ってあらんかぎりの力で歌うような坂本さんの姿にいつも震えていた。「会って話を」ではトニセンの歌声に聞き入っていて、「Get Naked」はカミセンの色気炸裂のダンスに目眩を起こしそうになった。あんなの見たらそりゃあ叫びたくもなるよな。「BEAT OF LIFE」や「SPARK」は今まであまり聴いていなかったにも関わらず、あまりの楽しさに勝手に体が動いてリズムに乗っていた。「HONEY BEAT」は教えてもらって振りも覚えたし「ボク・空・キミ」は自分のすべてを赦されて温かい毛布でくるまれていると思うほど心がほどけて緩んでしまっていた。ライブで聴いて良さに気づく曲も、今まで以上に好きになる曲もあった。新規にはまだまだ沼への落とし穴が待ち構えているから油断はできない。

MCってあんなに緩くて楽しくていいの?と思わない日はなかった。衣装部さんの話、舞台監督さんの話、メンバーで行ったご飯の話、そのときのあれこれ、マネージャーさんの話などなどなど、「私たち楽屋でも覗いてんのかな?」ってくらいの和やかすぎる雰囲気でずっと見ていたくなった。岡田さんは自由すぎるくらい自由でメンバーも対処しきれてない(がとても楽しそうだった)し、三宅さんは鋭い突っ込みと引っかき回しとファンを転がす言葉をぽんぽん繰り出すし、森田さんは岡田さんの物真似を面白がってうひゃうひゃ笑っててそれだけでもうかわいい。井ノ原さんのトーク回しは本当にノリと雑さと瞬発力って感じで、マシンガンみたいにババババッと連射してくる。長野さんはおおよそにこにこ笑って見てるのに、ふざけるときは本当にふざけた顔(誉めてる)してるから周りが更にふざける。坂本さんはあまり言葉を発しなかったけど、二つ折りになって笑ってたりするところを見て楽しいんだな、いいなぁって思った。なんだか終わりが見えてこなくてぐずぐずになるところとか、落ちがつかずに終わるところとか、かっちりきっちりしていなくてもいいところでリラックスしてるのかなぁ、仲が良いんだなぁって感じた。

曲やMCだけではなくて、レーザーや映像、移動装置を使った演出やパフォーマンスもとても好き。オープニング映像や合間合間の映像演出もめちゃくちゃかっこよくて、それだけでもずっと見ていたくなるくらい。「DOMINO」の前の演出もモニターと動きのマッチがすごかった。舞台上で出てきたり引っ込んだりするのを見てちょっともぐらたたきみたいだなって思ってしまったのは内緒。あんなスタイリッシュもぐらたたきは存在しないし存在していたら叩かずずっと見てるしむしろ愛でる。「刹那的 Night」の衣装は肉眼で見えている色とモニターの色が違っていてすごく面白かったしダンスもかっこよかった。「足跡」のとき、センターステージでふわりふわりと揺らめく布がとても幻想的できれいで夢の中を見ているような気持ちだった。「Answer」の炎と花火(火花の方が近いのかもしれない)の演出はスタンドからでも熱気を感じられた。「MUSIC FOR THE PEOPLE」はセンターステージで踊る6人の回りでフラッシュのように光が点滅して、そのときに浮かぶシルエットがとてもかっこよかった。

中盤スタトロ(参加するまでこんなものがあるのもよく分かっていなかった)でメンバーが来てくれたらいっぱい手を振った。笑顔で手を振ってくれるのが嬉しくてこっちまで笑顔になるし、時々トロッコ沿いのファンに手を伸ばしてくれている姿を見ると「あぁ、見えているんだな」って当たり前のことを思った。私たちが一方的に見ているだけじゃなくて、彼らも私たちのこと見てくれているんだな、見えた上で手を差し出してくれるんだなって。だからその手を引っ込められてしまうようなことはしたくないし、しちゃいけないんだなって思った。アンコールの声に応えてくれるのだってそれが彼らに届いているからだ。うちわに書いたメッセージを読んで頷いてくれたりポーズをしてくれたり、それは彼らがこちらをちゃんと見てくれているからだ。

もしかしたら疲れていたかもしれない。万全ではなかったかもしれない。ツアーの間に裏側でそういったことがあったのかを知ることはできないけれど、ステージで、トロッコで、こちらに笑顔を向けてくれたこと。それがすごく嬉しいから、こちらの姿でがっかりしてほしくないなぁという気持ちになった。それに私も楽しい気持ちで終わりたいというのがある。だってせっかく行けるんだもん、楽しい方がいいじゃない。

アンコールでバックステージ側に“お疲れ様でした! 全国のファン一同&スタッフ”という文字と虹色のブイロク君のロゴが入った幕が出てきたときは本当に終わってしまうんだなぁと少し寂しくなった。

あと驚いたのが銀テープについて。スタンド席だから当然届かないところもたくさんあったんだけど、開演中は通路でスタッフさんがたくさんの銀テを持って歩いていて、座席の後ろにかけてくれたり邪魔にならないようなタイミングで手渡ししてくれた。終演後は出入り口のテーブルに集めて、もらっていない人へ声かけをしていた。持っていた余分な銀テをスタッフさんに預けている人もいた。前から「V6は銀テ争奪戦がない」みたいな話をちらほら聞いていたんだけど、実際にその様子を目の前で見て、こうやってスタッフさんや多くとれた人がみんなに行き渡るようにしてくれていたんだなと知った。空中に舞う銀テープのきらめきを、あのときの興奮とときめきの欠片を、みんなで分け合っているんだなと思った。

合間に水を飲むのも惜しくなってしまうほどすべての瞬間が楽しくて、外の荒れ模様のことなんてすっかり頭から消えて、ステージで笑って歌って踊る6人もそれぞれちゃんと見たいのに全く目が追いつかなくて、ずっと今日ならいいのになと考えていた。

8月に名古屋から始まって約2ヶ月、とても長くて短いツアーだった。 初めてジャニーズのライブに参加することができて、普段よりほんの少しだけ近い距離でメンバーの姿が見られて、友達と好きな話が存分にできて、たくさんの「好き」が溢れた日々だった。次にライブがあるのはいつだろうと考えてしまう。気持ちとしては出来ることなら毎年でもやって欲しいくらいだけど、たくさんのスタッフさんの力があって、メンバーの気持ちがあって、ファンの気持ちがあって、初めて成り立つ幸福な空間なんだよなぁと感じた。

アンコール終わり、本当に最後の最後に三宅さんが撮った写真がモニターに出てきた。そこに写るメンバーは笑顔だったり、おどけていたり、さまざまだったけどみんな素敵な表情をしていた。そして“大好きよ♡”のメッセージ。公演中、会場にいる人に向けて何度も何度も「かわいかったよ」「愛してるよ」なんて言っていた三宅さん。そんな三宅さんに、V6に言いたい。

ファンを可愛くしているのは貴方たちだよ。

ファンも貴方たちを愛しているよ。

みんな、貴方たちのことが大好きなんだよ。

素敵な時間をありがとう。無茶してくれてありがとう。笑顔にしてくれてありがとう。

ライブツアー、本当にお疲れ様でした。